自分史をつくるのはどんな人?
by jkobo ·
前項では、
自分史をつくることは、
人生を記して自己満足を得るだけのものでなく、
多くのものを得られる
意義深い取り組みであることをご紹介しました。
【参考記事】自分史づくり 7つのメリット
それでは、実際には自分史をつくっている人は、、
どのような人なのでしょうか?
ここでは、
自分史に興味をもち、実際につくっている人の、
男女比、年齢層と、
自分史をつくる理由・動機を見ていきましょう。
自分史をつくる人の男女比
ある調査結果によると、
自分史をつくる人の7割は女性だといわれます。
これは弊社のお客さまの比率とも当てはまります。
(弊社の実績は男性が35%、女性が65% ※2017年1月時点)
最近では、男性のお客さま比率も高まっています。
![](https://jkobo.com/wp-content/uploads/2016/12/graph.png)
自分史をつくる人の年齢層
自分史に興味を持たれる方や、実際につくられる方の年齢層は、
60代~70代の方が中心です。
自分史というと「書く」イメージが強いせいか、
さらに高齢の方で、
例えば普段は車いすで生活している方などには、
自分史づくりが難しいものに感じられているようです。
弊社の場合は「書かない自分史」であり、
インタビューを中心とした映像で構成する自分史なので
50代前半の方から90代前半の方まで、
幅広い世代の自分史づくりをサポートしています。
![](https://jkobo.com/wp-content/uploads/2017/03/dendou_kurumaisu.png)
自分史をつくる理由や動機
自分史をつくる理由や動機は、大きく3つに分かれます。
1、書きたいから自分史をつくる
2、伝えたいから自分史をつくる
3、人生を振り返りたいから自分史をつくる
それぞれの理由を少し詳しくみていきましょう。
1、書きたいから自分史をつくる
自分史をつくる理由が「書きたいから」とされる層は、
もともと書くこと自体が好きだったり、
いずれは本を出したいと思っていた方が中心です。
仕事や子育てがひと段落し、
第二の人生の趣味として自分史を書いたり、
作文教室のような講座に通うことを楽しみにされています。
本を出したいと思う方のためには、
自費出版ビジネスや執筆サポートなども数多く存在しています。
![](https://jkobo.com/wp-content/uploads/2017/03/f6fc8591f63b2620797f796dcb5e5be4_s.jpg)
2、伝えたいから自分史をつくる
自分の人生経験や
大切な人への想いなどを「伝えたい」という理由は、
自分史をつくる動機の代表格です。
「自分が生きた証を残したい」
「大切な家族や友人に想いを伝えたい」
こういった気持ちは誰もがもっています。
自分が生きた姿を、思い出や記憶の中だけに留めず、
自分史という形で記録するで、
それは永遠に家族に引き継がれていくことでしょう。
この「伝えたいから自分史をつくる」という方々は、
「自分史は本にするもの」、「自分史は文章で書くもの」というイメージにとらわれず、
自分の思いや伝えたいことが
効果的に表現できる手段を幅広く選ばれる傾向にあるようです。
3、人生を振り返りたいから自分史をつくる
「人生を振り返りたいから」自分史をつくる
という方々も少なくありません。
60歳を過ぎた節目、
例えば、還暦や定年退職、古希や傘寿などを迎えたときに、
「自分の人生ってどんなものだったんだろう」と
人生を振り返りたくなる気持ちが誰にでも湧いてくるようです。
![](https://jkobo.com/wp-content/uploads/2017/03/d13acdbcbc39208e4daf5c1919aed234_s.jpg)
そういった人生の節目で、
中締めとしてこれまでの人生を振り返り、
そこで改めて確認したことを、
未来を過ごす上での足がかりにする。
このような目的で取り組む自分史づくりは
きっと有意義なものとなるでしょう。